青いバラの花言葉は「奇跡」「不可能」
それほど、青いバラは古くからの憧れ。
不可能を可能にすべく、錬金術ならぬバラの品種改良が800年も続けられてきた。
しかし、通常の品種改良では、薄紫色が限界だったように思う。
マダムヴィオレ
ブルームーン
昔から変わったものが好きだった私は学生時代、
この「ブルームーン」という品種を実家の庭に植えたこともあります。
先ごろ、サントリーがバイオテクノロジーの技術を使って
「青いバラ」を作出することに成功したというニュースは
ある意味、バイオテクノロジーの勝利かのように心に響いたものでした。
技術的な詳しいことは
こちらをご覧ください。
花の色素を作る酵素のうち、青い色素を作る酵素をバラは持っていないため、
品種改良で赤い色素をなくしていっても、青いバラにはならなかったのでした。
この「青いバラ」は2007年以降の発売を予定しているとのことです。
「blue rose」
さて、そんなところに突然、とある会社から
「バレンタインに青いバラプレゼント」という企画パンフが!
もちろん、抽選なのだそうですが、よく読んでみるとこのバラはオランダからの輸入品だとか。
写真を見ると、真っ青なのです。
ベンデラブルー
サントリーの広報写真を見ても、こんなに青かったような気がしないのですが、、、
と、調べてみるとこれは全くの別物。
「ベンデラ」という品種の白いバラ(切花)に青い染料を染み込ませたものであることが判明。
謎が氷解したのでした。
ベンデラ
さて、どちらが美しいか、好みか、もさることながら
商売としても、どちらが成功するのか、興味津々といったところです。
幻の“青いバラ”を見てきたよ | Excite エキサイト
青いバラ
青いバラ、その後
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