千円札3万9500枚に印刷上の不具合、一部自動販売機を通らず (Excite/ロイター)
去年、アイルランドの田舎町を歩いているときに、黒人の二人連れに声をかけられた。
どうも中国人だと思われたらしく、香港から来たのか?などと言ってくる。
そして言われたのは「ビジネスをしないか」
その「ビジネス」とは、
ATMが誤って高額紙幣だと認識するように仕掛けをしたお札を「使う」こと。
仕掛けというか、種明かしも見せてくれたが、なかなか精巧にできていた。
(20ユーロ札を100ユーロ札だと誤認させる仕掛けで、
人間は騙せない、というか只の20ユーロ札にしか見えない)
もちろん、その「ビジネス」は断ったのだが、
周囲がもっと暗かったら、種明かしを見た後だけに、
かなり危険な目に遭った可能性は十分にある。
ATMや自動販売機が見ているお札は、我々が見ているお札とは見え方が違うらしい。
そういう認識だけは、二人組のおかげで持つことができたのだが、
夜中に、一枚しか持っていない千円札を、
自動販売機が読んでくれなかったら、
と考えると、これはつらいものがあるぞ。
自動販売機等に通りにくい千円券について (日本銀行公式ページ)
虹伝説
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