ATSといえば、福知山線事故のおかげで今や誰でも知っている、
鉄道の安全にとって非常に重要な装置、列車自動停止装置のことですが、
昨20日、日根野電車区で検査のためこのATS受信機を外してあった電車を、
担当者同士の連絡ミスのために、乗客を乗せて約50km、
1時間にわたって運行してしまったそうです。
いろいろ大変な時期でもあり、妙な自信を持ち続けてもらっては困るものの、
社員の不安は取り除いて、浮き足立つことのないようにしてもらいたいものです。
ちなみに、もちろんこのATS、基本的な「止める機能のみ」のATS-S方式です。
日根野電車区(昨年の公開日の様子)
ダイヤ緩和など5項目=JR西の安全性向上計画=差替
鉄道の薀蓄