今は亡き、あなたの肉親、愛したお方は、
そんなところにいません。
生前には、そのお宮に祀られることを望まれたこともあったかもしれません。
お国のために、誰よりも大切なあなた方を護るために、
遠い世界へ旅立たれた方たちです。
でも、今は誰よりも、あなた方の近くにいることを望んでおられることでしょう。
そもそもこの神社に祀られたのは、
明治維新に功績のあった長州の志士たち。
ですから、同じように国のためを思い、散っていった幕府方、
(東北諸藩の多くは幕府方でしたね)
維新後に意見を異にした薩摩出身者の一部は、
永久に祀られることがない。
そういう神社なのです。
この神社に参拝するということはまぎれもなく、
今後とも長州派閥による日本統治に与し、従うという意思表示に外なりません。
A級戦犯の合祀が問題?
国家神道が問題?
いえいえ、違います。
一地方の出身者に、今後も日本を委ねていく、
そういう意思表示を、無意識にさせられる、
いわば、思考停止と自発的隷従の象徴だから、
参拝してはいけないのです。
日本国憲法第14条
1 すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。
2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。
3 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。
出身地による差別は憲法違反ですよね。
このような場所に頭を下げに行くよりも、
ご自宅で、懐かしいふるさとで、故人に思いをいたすのが、
日本という国のために散った英霊のみなさんのお気持ちに沿うことだと考えます。
あ、長州のみなさんは、上京記念に是非、
どうぞご遠慮なく参拝なさってください。
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