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こまかいことにこだわってみるのもいいかもね (2003年8月クルーガー国立公園 Photo: E. Bailey)
by HOOP
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HOOPってこんな奴
 かつてスキンの絵柄が女性だったからといって女性が書いてるとは限らないだろ。これが意外どころか、そのものズバリの脂ぎった中年男だったりするのだ。まあ、気持ちだけはいつまでも14歳くらいだったりするんだけんども、そんなこと言われたって気味悪いだけだろうしな。

 あ、そういえば、ブログホイホイに捕獲されちゃいました。アクセスアップだけじゃなくて、けっこう面白いブログに出会えるから意外と使えるかもね。

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博士の日
博士の日_b0002954_21403873.jpg
伊藤圭介博士


今日は「博士の日」なんだそうです。

5月7日は博士の日
1888年のこの日、植物学者の伊藤圭介・数学者の菊池大麓・物理学者の山川健次郎らに25人に日本初の博士号が授与された。

ただし、論文の提出による博士号ではなく教育への貢献を評価されたもので、名誉博士的なものだった。論文による本格的な博士が生まれたのは、それから3年後のことである。

また、当時は博士の上に大博士の学位があったが、該当者がなく1898年に廃止された。


世界のとんち話 第13話 「ものしり博士」 (グリム童話)
 むかしむかし、クレープスという名のまずしい百姓がいました。
 クレープスは、二頭のウシをつかって、車に一台のたきぎを町ヘはこびました。
 そしてそれを二ターレルで、ある博士に売ったのです。
 百姓にお金をはらうとき、博士はちょうどごはんを食ベていました。
 百姓は博士がおいしいものをのんだり食べたりするのを見て、とてもうらやましくなってきました。
(博士になると、こんなにおいしいものが食べられるのか)
 そこで百姓は、じぶんも博士になることができるかとたずねました。
「おお、なれるとも」
と、博士はかんたんにいいました。
「博士なんて、すぐになれるさ」
「では、どうしたらいいのかね?」
「まず、ABCの書いてある本を買いなさい。それは、表紙にオンドリの絵がかいてある本だよ。つぎに、きみの車と二頭のウシを売って、その金で服を買うんだな。それから、ほかにも博士に入り用なものをね。三ばんめに、『わたしはものしり博士である』と書いた看板(かんばん)をつくらせたまえ。そして、きみの家の戸口にくぎでとめるんだよ。あとはそうだな、なにをきたれてもどうどうとして、博士らしくしていればいい」
 百姓は、博士からいわれたとおりにしました。
 こうして百姓が、博士のまねをはじめてから、いくらもたたないうちに、ある金持ちの金がぬすまれました。
 みんなは金持ちに、ものしり博士の話をしました。
 その人はこれこれいう村に住んでいて、きっとその金がどこにいったかを知っているにちがいありませんと。
 そこで金持ちは、さっそくウマ車にウマをつながせて、その村にでかけていきました。
 そして百姓にむかって、ものしり博士かとたずねました。
「そのとおり、わたしがものしり博士です」
「では、わたしといっしょにいって、ぬすまれた金をもういちどとりもどしてください」
「よろしい。しかし、妻のグレーテもいっしょにつれていかなくてはなりません」
「ああ、いいですよ」
 それからみんなは、いっしょにでかけました。
 みんなが金持ちの家につくと、食事の用意ができていました。
 そこで百姓もまず、いっしょにごはんを食ベることになりました。
「よろしい。しかし、妻のグレーテもいっしょに」
と、百姓がいったので、グレーテといっしょに食卓(しょくたく)にすわりました。
 このときそこヘ、一ばんめの召使い(めしつかい)が、ごちそうのはいった大ざらをはこんできました。
 すると、百姓はおかみさんをつついていいました。
「グレーテ、あれが一ばんめのだ」
 それは、あれがいちばんはじめのごちそうをもってきた人だという意味だったのです。
 けれども召使いのほうでは、「あれが一ばんめのどろぼうだ」と、いっているのだと思いました。
 しかも、その召使いがほんもののどろぼうでしたので、おそろしくなってきました。
 そして、ヘやから出るとなかまにいいました。
「あの博士はなんでも知っている。まずいことになっちまったぞ。やつは、ぼくのことを一ばんめのだとぬかしたんだ」
 そこで二ばんめの召使いは、ヘやに入るのがいやでたまりません。
 でも、入らないわけにはいきません。
 次の召使いが大ざらをもってはいってくると、百姓はおかみさんをつついていいました。
「グレーテ、あれが二ばんめのだ」
 この召使いも、おなじようにおそろしくなってきました。
 そこで、はやくへやからとびだしました。
 そして、三ばんめの召使いが入ったときも、百姓はいいました。
「グレーテ、あれが三ばんめのだ」
 さて、四ばんめの召使いは、百姓がいつ自分たちが犯人だというか、こわくてこわくてたまりません。
 そこで、ものしり博士にむかって、そとまできてくれるようにと目くばせしました。
 百姓がそとにでると、召使いたちは四人とも、金をぬすんだのはじぶんたちだと白状しました。
 そして、
「もしあなたがつげ口さえしなければ、ぬすんだ金をそっくりかえすばかりか、たんまりお礼をします。さもなくば、わたしたちの命にかかわります」
と、いったのです。
 それから、四人は百姓を金のかくしてあるところヘ案内していきました。
 よろこんだものしり博士は、もういちどテープルにつきました。
 そしていいました。
「ご主人。わたしはいま本で、どこに金がかくされているかさがしてみましょう」
 けれども、五ばんめの召使いは暖炉(だんろ)にもぐりこんで、ものしり博士がもっとたくさんほかのことがわかるかどうかきいてみようとしました。 
 博士はすわったまま、ABCの本をひらきました。
 そして、あちこちめくってオンドリをさがしました。
 でも、なかなか見つからないので、いいました。
「おまえはなかに入っている、でてきなさい」
 すると、暖炉のなかにいる召使いは、じぶんのことをいうのだと思いました。
 そして、ひどくおどろいてとびだすと、大声でいいました。
「この人は、なんでも知っている!」
 ものしり博士は、金持ちに金がどこにあるかを知らせました。
 けれども、だれがぬすんだかはいいませんでした。
 こうして、ものしり博士は両方からたくさんの金をお礼にもらいました。
 そして、とても名高い男になったのです。

おしまい


   


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by HOOP | 2015-05-07 21:47 | Diary
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