毎日新聞の
「昭和毎日」の
ウェブ紙面ですが、
写真右上は1960年4月30日に発売された、
世界初のトランジスタテレビ、SONY TV8-301です!
左下の新聞紙面には1962年発売の
SONY マイクロテレビ(TV5-303)の広告がありますが、
なぜ昭和毎日がこれを「当時の紙面」としているのかは不明です。
SONYのロゴを背負ったソリッドステート電子製品が最初に発売されたのは
1955年、トランジスタラジオTR-55が最初とされますが、
そのわずか5年後には、当時はまだ無理とされたトランジスタテレビを発売しているのですね。
まさに、東通工からSONYへと、見事に脱皮して行く過程にあった時代と言えるでしょう。
そんなことを振り返ってみようというきっかけになったのは、
今、銀座で開催されているイベントのニュースを目にしたからです。
歴代ソニーデザインを集めた『MAKING MODERN』銀座で開幕。若者の目にも新鮮70年代からのソニー製品を集めたデザイン展 Sony Design:MAKING MODERN 〜原型づくりへの挑戦〜 が開幕します。場所は銀座ソニービル。期間は4月29日〜6月14日。
ソニーの歴史や製品を書き下ろした本『Sony Design: Making Modern』の出版を記念したイベント。開幕を明日4月29日に控え、報道関係者向けの内覧会が実施されました。イベント会場よりレポートをお届けします。
ソニーのデザインは、たしかに70年代に見事に開花したのですが、
絶頂期にあったそれはある意味、爛熟の極致、
滅びる前の輝きだったのかとさえ思ってしまいます。
むしろ、50年代、60年代のSONYをもっと知りたいと思うのは
私だけではないでしょう。
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