たかだか60歳の小僧が何をほざこうが、
こんな古い人に、ここまで言わせるようでは、
宰相としてなんにも心構えができていないということだ。
本来なら、この人の役割は終わっていなければならない。
この人の役割が終わるということは、
既に予想されていた危機は対処済みであるということ。
ところが起きるべくして起きた天災、人災に対する備えが全くできなかったのは、
すなわちひとえに「国を守る気構え」がなかったことに他ならないのだから。
まあ、もっと悪いのは官僚組織な訳だが。
「安全神話」は国を滅ぼす①——霧の中に隠し続けた原子力のリスク - 佐々 淳行教訓となる事件・事故がどれほど起こっても、日本の危機管理に進歩はなかった。「安全神話」がすべてを覆い隠してしまうからだ。中でもはなはだしいのが原子力。3.11で最悪の危機が現実のものになるまで、問題を直視するきっかけはいくつもあった。しかし日本は国として逃げて回った。警察庁警備課長として関わった原子力船「むつ」迷走航海以来、日本の主要原子力事故を間近に見てきた危機管理の第一人者が、日本の原子力安全神話の噴飯ものの実態をすべてぶちまける。
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それにしても、原子炉の放射線漏れを「おにぎり」で塞ごうとしたなんて、
というより、船上に「おにぎり」しか遮蔽手段がなかったという話を読んで
科学技術庁というのは、とんでもない役所だったのだと思い知りました。
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