岩手競馬 再生ゲートイン (岩手日報・特集)
県競馬組合(管理者・増田知事)への構成3団体(県、盛岡市、水沢市)の融資案が各議会で可決され、岩手競馬は4月2日の開幕に向け本格的に動き始めた。しかし、これからが正念場。増収策、コスト削減の実現性は、そして改正競馬法でどう変わるのか-。組合の再建計画に立ちはだかる課題を検証し、岩手競馬の将来を展望する。
各地の地方競馬が次々廃止を決定する中、盛岡競馬場の移転時に負った負債が重荷となって苦しい経営を続けている岩手競馬も、赤字のまま継続することはまかりならぬと、議会から迫られていたが、上記報道のようにこのたび平成17年度の開催計画と、37億円の公的融資が実現した。
岩手競馬改革:県競馬組合、資金50億円調達--岩銀が地方債引き受け /岩手 (毎日新聞)
さらに、再建計画には50億円必要とされていたが、残り13億円についても31日、岩手銀行が競馬組合発行の地方債13億円を引き受けることを決定。これで当面、資金の目途が立った。
競馬組合は民間委託を主体とする経費削減策を計画している。これから職員の三分の一に当たる40名を削減。所有する5ヶ所の場外馬券場(別に東北映像(株)が4ヶ所所有)のうち2カ所を民間に売却、3カ所は賃貸とし、6月には民間委託による馬券販売を開始する予定だという。
これまで、どちらかといえば冷たかった国(農水省)も、支援策を講じてくるようだし、なんといっても地元ファン層の厚さに定評のある岩手県競馬。なんとか再生してもらいたいものだ。
ちょっと気になるのは、上記
毎日の記事で、
インターネットでの馬券販売について2社と交渉中であること、
いずれ1社に絞り込んで来年度から実施する計画だとしている。
さて、一方はライブドアだとして、もう1社、どこの会社が交渉しているのでしょう?