北海道でもコシヒカリ・ゲノム活用し耐寒性高める
今朝の日経新聞によると、イネゲノム研究の成果を活かした育種方法によって、
コシヒカリをもとに、耐寒性に優れた新品種を育種することに3年で成功したという話。
開発したのは
株式会社植物ゲノムセンターという会社です。
もちろんGMO (Genetically Modified Organism; 遺伝子改変生物)ではなく、
通常の育種方法にDNA検査による選抜を組み合わせ(
ゲノム育種)、
温室内での促成栽培を使って、育種期間を大幅に短縮したそうです。
同社はこれまでにも、風雨で倒伏しやすいというコシヒカリの欠点を補った
倒伏しにくいコシヒカリの変種「
短稈コシヒカリ」などを発表しています。
さて、これで北海道のコメはまずい、と言ってた人たちに
一泡ふかせることになるのでしょうか?
★この品種が役立つのは北海道だけではないような気もしますが、
ニュースとしては「北海道でも」というほうが価値が高いのかな?