1960年東映が製作したヴェネチア国際児童映画祭特別大賞受賞作品。
製作には手塚治虫もかかわっており、
白蛇伝の意味が全くわからなかった子供の私にも、
ストーリーを追うだけでなく
アニメーションという映像表現の美しさが十分理解できた。
そしてなにより、過去にディズニーアニメを散々観ていたにもかかわらず、
戦争ものや、時代劇などの本格映画も数ある中で、
西遊記は私の少年時代における最も印象的な作品として記憶に残ったのだった。
数年前に
VHSテープを入手したが、
やはりサウンドトラックからコピーした音声は褒められたものではない。
しかし、ここに後の手塚ワールドの原点を見ることが出来るといったら
言い過ぎだろうか?
ディズニーアニメに多大な影響を与えたという、
具体的な証拠も多数散見されるこの作品を、
なくならないうちに確保できたことがとてもうれしかった。
手塚治虫ワールドの
西遊記ページからメディアを探すと、
現在、VHSパッケージは
レンタル専用のものしか発売していない
かのような表示になってますね。
今更、LD再生機を買う人もいないだろうし、
こういう優良ソフトは是非、DVDで復刻してもらいたいですね。
☆訂正:
DVD発売してました!
★主題歌歌ってた人が後に国会議員になったんだもんねぇ。
香取クンの悟空も劇場版になるらしいですね。
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