小沢一郎元民主党代表会見 2011年1月27日 (岩上安身オフィシャルサイト)
本日、国会の本会議が散会した後で、
主としてフリージャーナリストたちが集って結成しようとしている
「日本自由報道記者クラブ協会」(仮)が主催して、
小沢一郎代議士に対する記者会見というものが行われた。
いわゆる既存の「記者クラブ」の枠に入らない人たちが、
ある意味、団結しようというわけだが、そこは「自由」を謳っているだけに、
既存の「記者クラブ構成員」メディアの社員であっても
「個人の資格でなら」出席も発言も認めようというのである。
さて、小沢氏うんぬんはさておき、
いや、小沢氏だからかもしれないが、
実況を観ていて、質問そのもの、質問の質が
既存メディアとは、はっきりいって全く違うと感じた。
同様に中継を観ている人たちからの声が、
ニコニコ生放送ではコメント、他のメディアではツイートの形で目に見えるのだが、
そこでは、「これは日本におけるベルリンの壁崩壊だ」とまで言う者もあった。
さて、実際にそれだけの価値がもたらされるのかどうかは、
このクラブ(仮)の今後の活動と、それに抵抗するであろう勢力と、
それぞれの考え方および行動にかかっているとしてよいだろう。
とりあえず、彼らがスタートを切れたことを祝福しておきたい。
小沢一郎記者会見 主催:フリーランス・雑誌・ネットメディア有志の会