「しもつけ21フォーラム」で、
関東総合通信局長の岡山淳氏が講演されたそうです。
しかし、「デジタル化の根本的な背景は通信と放送の融合」
「より豊かな放送サービスの充実と電波の節約、波及効果」
などのお題目を掲げる割りには、
その方策が地上波デジタル放送であることの説明が皆無だ。
そもそも、電波を節約すると言うなら、すべて有線化すればよい。
ましてや、「テレビをインターネットに接続すれば」
可能になるような機能は、
インターネット、しかもブロードバンド接続を前提とする。
FTTH、つまり各戸に光ファイバーが行き渡る環境があってこそ
生きるシステムであると考えれば、「公共の電波」を使わずとも、
これらの「有線」環境を利用すれば済むことになる。
光ファイバーの利用料を国が放送会社から徴収し、
インターネットの接続料の値下げにつなげれば、
国民は拍手喝采するだろう。
電波の有効利用を推進したいなら、
地上波テレビに放送免許など発行しなければよいのでは?
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