未知の形態持つ微生物発見 従来の分類当てはまらず (Excite/共同通信)
進化解明に光未知の微生物 (Excite/東京新聞)
どちらかというと、東京新聞のほうが詳しい分だけわかりやすい。
要するに、細胞内に「核」があるかないかで区別していた真核生物と原核生物の
どうやら境目にいる生物を発見したということらしい。
どう、境目かというと、核膜という膜で遺伝子DNAを包み込んでいるのが「核」なのだが、
その核膜が、この生物ではよく見ると途切れ途切れになっているというのである。
実は真核生物と原核生物の違いは、もうひとつあって、
それは真核生物には他の生物が共生したという説もある「ミトコンドリア」があるが
原核生物にはミトコンドリアがない、ということ。
で、この生物にはミトコンドリアは、、、
あるのだ!
しかも、完璧な形のミトコンドリアだという。
というわけで、
核ができそこないなだけの真核生物なのか、
核ができかかったところでミトコンドリアが外から入ってきたのか、
ミトコンドリアが外から入ってきたので核ができはじめたのか、
ミトコンドリアができたので、核を作り始めたのか、
などなど、いろんな想像が膨らみますが、
とりあえず、核とは別の遺伝情報を持っているはずのミトコンドリアのDNAに
何が書き込まれているのかを、調べる必要がありますね。
続きが楽しみな話題です。
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