2006年の元日は1秒長い 7年ぶりの「うるう秒」 | Excite エキサイト
なぜ、そんなことになるのかというと、
うるう秒が挿入されるのは世界標準時の2005年12月31日23時59分59秒のあとだから。
23時59分60秒をカウントしてから2006年1月1日0分0秒となるわけだけど、
これが日本では1月1日の午前8時59分60秒になるので
「元日が1秒長い」。
でも南北米大陸では世界標準時と同時刻帯にあるイギリスよりも
西にあるために、まだ大晦日のうちにこの時刻になってしまう。
たとえばニューヨークでは12月31日の午後6時59分60秒となり
「大晦日が1秒長い」のだ。
さて、ロンドンでは大晦日と元日、どちらが長いのかは、、 考えてみましょう。
というわけで冒頭のニュース、原文では見出しも内容も
「世界標準時の元旦は1秒遅れでやってくる」と書いてあるのに
2006年1月1日は1秒遅れに (Excite/ロイター)
日本語の見出しは「2006年の元日は1秒長い」としてあります。
たしかに日本国内、あるいはユーラシアの大半では正しいのですが、
本文の趣旨とは「ちょっと違う」といわざるを得ませんね。
ま、正しいかどうかよりも、わかりやすさに力点を置いたと解釈することもできますが、
本文がまんま翻訳なのであれば、かえってわかりずらいことに。
見出しも工夫し過ぎては問題かと、、、
いつもより1秒長い元旦 7年ぶりに「うるう秒」 (Excite/共同通信)
<うるう秒>1日午前8時59分60秒に 7年ぶり実施 (Excite/毎日新聞)
さすがに共同通信や毎日新聞の配信は見出しと本文が一致していますね。
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2006年の元旦は1秒長い、はウソw (さるのほうがまし)
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