札幌滞在中に同行者の具合が悪くなり、往生しました。
症状は激しい下痢と腹痛、夜には嘔吐と発熱を伴い、頭痛と背筋肉痛もありました。
激しい渇きを訴えたので、緑茶のペットボトルを与えたのですが、
大量に飲み続けたために、最後には受け付けなくなってしまいました。
もっとも、その頃には症状のほうも収まりつつあったようです。
最初は冷えただけだろうと思ったのですが、食中毒やインフルエンザの可能性を考え、
休日診療センターの場所や連絡方法を確認しておきました。
結果として、大量補水が功を奏したということでよかったのですが、
事が収まってから考えてみると、ノロウイルス感染症の症状が最も近いですね。
厚生労働省の
ノロウイルスに関するQ&Aページでも
食中毒と感染の両方があるように書かれています。
特に感染についてはインフルエンザと同様な感染経路が考えられ、
しかも便や吐しゃ物で汚染した手、飛まつなどに注意が必要です。
マスク着用と手洗い・うがいはインフルエンザと共通ですね。
また、乳幼児や高齢者などでは
脱水がもっとも危険であり、
水分補給を十分に行う必要があります。
※下痢止めの薬は症状を悪化させることがあり、使わないほうがいいそうです。
軽症であれば、お茶などでも十分でしょうし、スポーツドリンク類も有効と思われますが、
医療機関で診察を受けた上で点滴などの処置を受けるのが最も正しい判断でしょう。
さて、かくのごとく素人判断は危険なので、
あくまで医師の助言のもとで使っていただきたいのですが、
効果的な経口補水飲料として
「OS-1」(大塚製薬工場)というドリンクが
四国4県と東京都限定で市販されています。
よくあるスポーツドリンクよりも塩濃度が高く設定され、
水分補給効果が最大になるように作られているそうです。
このOS-1、
ネットでの入手も可能なようですが、
用法・用量もきちんと管理する必要がありますし、
その前にどういう病気なのかきちんと診断してもらう必要もあるので、
あくまで医師の助言のもとで使用できるよう、
まずは病院で診察を受けるようにしてくださいね。
OS-1 500ml
水分補給に (掬い集めて、また流し)
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