やはり、大陸のスケールですね。
いや、土地の広さだけならアメリカだって大きいはずだし、
フランスもドイツも中国と陸続きだし、ブラジルにだって行ったことがある。
じゃあ、これまで訪れた都市とどこが違うのかというと、
北京という都市のスケールが、桁外れだということですね。
街中の道路をみても車線数の多いこと。
それをどんどん合図なしで車線変更するタクシー、一般車、バスに連接バスにトラックに重機(笑)
なるほど、日本人にとっては、忘れていた何かを呼び起こされるものがあるのかもしれません。
もうひとつ、異民族統治というか、自治区の扱いは、いろいろ問題になっていますが、
これも苦労しながらうまくやろうとしていますね。
もちろん、大きな問題を抱えていることは間違いないので、
それを無視して評価することはできないのですが、
今回、お世話になった先生は新彊自治区の出身だし、
内蒙古自治区の牧場主夫人からは
息子さんが北海道の大学で研究しているという話を伺いました。
内蒙古も新彊も産業の成長が著しい地域として注目されていますが、
大切なことは、中央の指導よりも現地の努力が実ることで、
中央政府もそれをよく理解していると思います。
(反面でいろいろ問題はありますが)
宿泊した中央民族干部学院では、
西蔵(チベット)開発のシンポジウムも行われていました。
人民大会堂で開かれた記念式典では、中央政府からは国家主席(代読)、文部大臣、
そのほかに北京市政府、米国農務省などや学生代表が祝辞を披露していました。
日本は単一民族国家なのだろうか?
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