中禅寺湖周辺はすっかり夏の様相。湖面にはスワンボートをはじめ、色とりどりのボートが浮かび、湖畔の林では蝉が鳴いていました。戦場ヶ原では大勢のハイカーやバードウォッチャーらが歩き回っていました。
周りの谷間に雪が残る金精道路から来し方を見やると、湯ノ湖と男体山を一望できました。向こう側に見える雲は、すぐにも雷雲になりそうです。
金精トンネルの入り口付近から見上げる山に桜が咲いていました。確信が持てなかったので付近にいる人にお尋ねしたところ、「
日光で見られる今年最後の桜ですよ」と教えてくださいました。6月に自然の桜が見られるなんて、すごいですね。
リンク:文芸春秋 PICK UP 本の話より
「かつて桜は美しい女性だった」 ‥ 奥日光の金精峠(こんせいとうげ)です。あそこに
シウリザクラの群落があるんです ‥
★親切に教えてくださった方には申し訳ないのですが、シウリザクラは白い花。美しいピンクに見えた花はちょっと違うと思い、いろいろ調べてみましたところ、桜というのはやはり誤り。ここで見えていたのは奥日光では結構有名な「
金精峠のアズマシャクナゲ大群落」だったようです。アズマシャクナゲの拡大写真はあちこちにあります。
丸沼高原まで下ると、再び蝉の大合唱が始まりましたが、標高が1000メートルより低くなる辺りで聞けなくなりました。あとで榛名山に行っても同様で、ある標高以上の場所で蝉の声がしていました。(写真は菅沼)
尾瀬の入り口に当たる片品村では馬酔木の花が咲いていました。
老神温泉を過ぎ、薗原湖が見える辺りにさしかかったところで、すぐ真上でイヌワシの幼鳥がホバリングしていることに気づきました。写真も撮ったつもりでしたが、残念ながら保存しそこなってしまったようです。
人気blogランキングへ