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こまかいことにこだわってみるのもいいかもね (2003年8月クルーガー国立公園 Photo: E. Bailey)
by HOOP
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HOOPってこんな奴
 かつてスキンの絵柄が女性だったからといって女性が書いてるとは限らないだろ。これが意外どころか、そのものズバリの脂ぎった中年男だったりするのだ。まあ、気持ちだけはいつまでも14歳くらいだったりするんだけんども、そんなこと言われたって気味悪いだけだろうしな。

 あ、そういえば、ブログホイホイに捕獲されちゃいました。アクセスアップだけじゃなくて、けっこう面白いブログに出会えるから意外と使えるかもね。

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幻の「あとがき」 ・ ・ ・ 「自衛隊のリアル」
自衛隊のリアル
自衛隊のリアル
posted with amazlet at 15.09.16
瀧野 隆浩
河出書房新社
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著者の瀧野隆浩さんが、Facebookで心境を述べていらっしゃいます。
 すみません、本のこと、もう書かないといいながら、いま思い出してしまって………。私、もう読まれた方は「まえがき」に書きましたからご存じのように、あの本を書くとき、AKB48の「僕たちは戦わない」をずっと聴きながら書いていたんですけど(笑い、そのくだりは本で)、「あとがき」は中島みゆきの「ファイト!」聴きながらだったんです。

 案外、歌で始まって歌で終わるなんて、カッコいいなあ、と酔いしれて出版社に出したら、編集者から「あー、タキノさん、これクドいからもういいんじゃないですか?」と言われて、ほら、私、性格が弱いものですから、泣く泣く引っ込めたのでした。ですから、本邦初公開、させていただきます。本当はこんなこと、やっちゃまずいのでしょうが、私としては、どうしてもここは書いておきたかったし、参院の特別委員会、いまだにモメてむいるんですよね。きょう、この日に、残しておきたい、私のコトバなんです。

 中島さんの、この歌。あるとき、ラジオから聴こえてきて、私、なぜか泣いてしまいました。年取ると、涙もろくなるんですかね。ぽろぽろぽろと。歌詞がいいんですよ、戦わないものがごちゃごちゃいうなよ、って。もちろん作り手の意図とは、まったく違うのでしょうが、歌なんて、そのときの受けてが自分の好きなように感じればいいんであって。

 だから、私は、きょうこの日、「ファイト!」という歌を、私の本の幻の「あとがき」と一緒に残しておきたい、と思いました。ズルで卑怯なことかもしれませんけど。

「自衛隊のリアル」
■あとがき
 ~聞かされた者の責務として

 この本の原稿を書き終えて、私は中島みゆきの「ファイト!」という楽曲を聴きながら、最後のこの稿を書いている。新しい安保法案について考えに考えて、頭が芯から疲れてしまって、深夜、ふと、つけたラジオからこの楽曲が聞こえてきて、なんだかじんときてしまった。

<ファイト! 闘う君の唄を
 闘わない奴等が笑うだろう
 ファイト! 冷たい水の中を
 ふるえながらのぼってゆけ>
 
 前書きを「戦わない」という歌を聴きながら書き始めて、「ファイト!」を引用して終わることになるなんて、自分でもびっくりしているのだけれど、「戦わない奴等が笑う」というフレーズが胸の深い部分に突き刺さった感じなのである。
 防衛問題とか安全保障の話は、あまり人気がない。関心が薄い。好きな奴に勝手にやらせておけばいいさ、という雰囲気が社会にはある。でも、いまは、戦後の安全保障政策が大転換しようとしているのである。いまだけは自分で考えてほしい。現に「戦っている」奴らのことを、少しは気にかけてほしい。中島さんはもちろん違った意味で唄っているのだろうけれど、いまの私には、自衛隊のことを笑うな、と聞こえた。無関心でいてほしいくない。
 防大を卒業した記者だから、聞けた話がたくさんあった。ふだんは沈黙することを美徳とする同期生、先輩、後輩たちが、たぶん、「黙っておけない」と感じ、私に話したのだろう。時代がそうさせた。これだけ激変しているのに、国民が無関心、もしくは皮相な理解で称揚していることに焦りがあったのだろう。だから、聞いた者の責務としてこの本を書いた。これは彼らと私の「合作」だと思っている。知ってほしいのだ。知ったあとで、これからの日本のことを、目を逸らさずに自分で考えてほしいかった。

2015年8月
毎日新聞社会部編集委員
瀧野 隆浩

自衛隊のリアル(1)

自衛隊のリアル(2)

自衛隊のリアル(3)

瀧野隆浩(毎日新聞社)著「自衛隊のリアル」に載る-連隊長時代の小倉-


 







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by HOOP | 2015-05-07 22:26 | Reading
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