新国立競技場の建設は白紙に戻す
安倍晋三内閣総理大臣はそう明言しました。
にもかかわらず、工事はどんどん進行しています。
建てるものが白紙なのに、工事は中止されていないのです。
そして、都営霞ヶ丘アパートの住人立退き、取り壊しも進行しつつあります。
そもそも、(既に取り壊されましたが)国立霞ヶ丘陸上競技場が
1964年の東京オリンピックに向けて改築されるときにも、
立ち退かされた住民が入っている都営住宅なのです。
それをまた、オリンピックを理由に立退けという理不尽を押し付ける。
しかも、十分な説明もないままに。
そういう事情があるので、ここは断固!
下にリンクで示した「霞ヶ丘アパートを考える会」の緊急声明に賛同し、
都営霞ヶ丘アパートについて、立退きや取り壊しは白紙に戻すことを求めます。
緊急声明!都営霞ヶ丘アパートの存続を! 2015年7月25日
霞ケ丘アパート住民有志
霞ヶ丘アパートを考える会
7月17日、安倍晋三首相は新国立競技場建設計画の白紙撤回を宣言しました。
また7月23日、文部科学省は隣接する都営霞ケ丘アパートの廃止計画についてもゼロベースで見直すことを明らかにしました。
2012年7月にJSCによって発表されたデザインコンペ募集要項で、住人に対して事前の相談も説明もないまま霞ヶ丘アパートが国立競技場の関連敷地とされました。その後も住民が納得できる説明は行われず、移転を強いられています。
現在も、霞ヶ丘アパートには約140世帯が居住しています。住民の多くにとって、同地は1964年東京オリンピック以前から50年以上にわたって暮らしてきたふるさとです。
また公営住宅が不足している中、都営住宅の廃止を行うべきではないと考えます。
私たちは霞ケ丘アパートの存続を前提とした計画を強く求めます。
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