ことの始まりは橋下氏が文楽協会への補助金カットの方針を打ち出したこと。
紆余曲折はあったものの、集客力を強化して補助金を満額キープできるようにし、
こうした新機軸を打ち出すことが出来た文楽協会のしたたかさが勝ったように思います。
以前から、文楽を大阪固有の文化と位置づけ、
大阪に囲い込んできた文部科学省の方針を苦々しく思っていた私は、
「にっぽん文楽」プロジェクトの規模に不満があるものの、趣旨としては大歓迎します。
「にっぽん文楽」プロジェクト立ち上げ/普及目指し五輪まで年2回公演 人形浄瑠璃「文楽」の普及を目指す「にっぽん文楽」プロジェクトが立ち上がり、8月27日、プレスプレビューが行われた。2020年の東京五輪まで年2回、全国各地で公演を重ねる予定で、プロジェクトを支援する日本財団の笹川陽平会長は「世界の人形劇の中でも一際、高い芸術性を持つ文楽の素晴らしさを日本人自身が知らないのは惜しい。少しでも多くの人に接してもらいたい」と語った。
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恥をかいたから補助金を凍結したというのがすべて 浪速のタリバン橋下市長vs文楽問題を総括する
文楽の移動舞台をお披露目 六本木での公演を前に 人形浄瑠璃文楽を気軽に体験してもらおうと、日本財団が新調した移動舞台が完成し、東京都港区の六本木ヒルズの屋外広場で18日、お披露目された。「にっぽん文楽」と題した公演を同地で19日から4日間開き、今秋には大阪、来年以降は年2回のペースで各地を巡る。
都心に出現したヒノキの舞台は幅約20メートル、高さ約7メートル。開放的な雰囲気の中、舞台開きに続いて招待客向けの公演があり、関係者らが大阪発祥の伝統芸能を楽しんだ。
六本木ヒルズの「にっぽん文楽」ではお祝いの時の演目「二人三番叟」などを上演(雨天中止)。チケットは2千円(自由席)で、飲食しながら観劇できる。
(北海道新聞)
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