邦人船長ら3人無事解放=マラッカ海賊事件
マラッカ海峡の海賊事件で連れ去られていた3人が無事解放された模様。
現在、近藤社長が解放されたタイ・マレーシア国境付近まで迎えに行っているそうです。
近藤社長の言っていたように、身代金さえ支払えば必ず解放される、案件だったのでしょう。
身代金を支払えば人質は解放されると信じた近藤社長の判断は正しかったと言えます。
それにしても、彼ら海賊たちがこのようなやり方をとり続けることは、どう考えてもよくないのですが、
そもそもの動機とされる貧困や地域格差の是正を含めた総合的な対策を、
沿岸国で智恵を出し合って推進することはできないのでしょうか?
金で日本のいうことを聞かせようとしても、地域紛争に力でごり押しする沿岸国を
警察力強化などの面から支援しつつ、一方で丸腰の船舶を多数送りこむのでは
今後も海賊事案を増やすだけで、マッチポンプになるだけではありませんか?