秋田放送記者が線路脇で撮影、新幹線緊急停止に 秋田県大仙市の秋田新幹線脱線事故現場付近で4日、秋田放送の男性記者が、運転が再開されたばかりの「こまち」を撮影しようと線路脇に入り込み、試運転中だった秋田新幹線新型車両「E6系(スーパーこまち)」を緊急停止させていたことが5日、JR東日本秋田支社などへの取材でわかった。
この影響で東京発秋田行きの「こまち13号」の到着が3分遅れた。
同支社によると、緊急停止したのは4日午前9時42分頃。JR奥羽線刈和野―神宮寺駅間で、スーパーこまちの運転士が人の立ち入りに気付いた。安全確認後、17分後に試運転を再開した。
秋田放送によると、記者は線路脇の電柱付近で三脚を立てて撮影していた。同社の立田聡社長は「乗客の皆様に多大なご迷惑をおかけし、深くおわびします。今後、取材のあり方を総点検し、厳しく指導します」とのコメントを出した。
(2013年3月5日18時48分 読売新聞)
なんでこういう書き方をするのかなぁ?
もちろん、取材態度に問題あり過ぎですが、
「新幹線」が緊急停止という見出しでは、
まるで「新幹線鉄道における列車運行の安全を妨げる行為の処罰に関する特例法」
いわゆる「新幹線特例法」に違反したように読めてしまいます。
しかし、ご存知のように、秋田新幹線は全線が新幹線特例法の適用されない、
つまりは新幹線ではない在来線の田沢湖線および奥羽本線なのです。
今回、事故があった区間は奥羽本線であり、当然、新幹線特例法は適用されません。
そのことを記事には明記すべきだと思うのですが、いかが?
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