「
ヘイヴン 安住の地を求めて」
NHK総合テレビで2日間、深夜枠で放送した海外ドラマ。
後編の、しかも終わりのほうだけ見ました。
2001年にアメリカ、カナダで放送(CBS)した作品なんですね。NHKでは2003年9月に放送したことがあるそうです。
原作は Ruth Gruber
Haven: The Dramatic Story of 1,000 World War II Refugees and How They Came to America (Times Books, 2000)
ドラマの主人公は原作者。もちろん実話ということです。1944年にユダヤ人を難民として受け入れることを大統領が決定し、米国籍をもつユダヤ人の主人公(女性)は担当者として現地に行き、彼らに付き添うことに。
ドラマの最後では、いったん難民として受け入れたユダヤ人を再び元の国に返そうとするアメリカ政府。「ナチの捕虜は40万人も受け入れておきながら、たった1000人を送還するのですか?」と問うルース。難民キャンプの周辺住民も一緒に抗議するも決定は覆らず、さらに難民受入れの手続きにも悪意の存在が明らかに。ルースは大統領に直訴するが、、、
今はミュージカルとしての方が有名なようですね。
NHKのドラマや映画の選び方、かなりうまいタイミングを考えていると思うのです。
今回の放送はアウシュヴィッツ解放60年の週に合わせたのでしょうか?
こういうところではNHKを評価して良いと思います。
翻ってトップの退陣問題を考えてみると、不祥事は不祥事で問題ですが、海老沢体制うんぬんは外からどうこうするものでもなかったのでは?と思ったりします。もちろん、自浄作用が働かない組織は問題ですが、国民すべてが何者かに躍らされていたような気がしませんか?
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