国内初、立山に氷河の可能性! 御前沢雪渓の氷体 (2010/12/15 Toyama Now)
2010年11月30日に国立極地研究所で開催された「極域気水圏シンポジウム」で、
立山連峰の主峰、雄山(3003m)の東側、御前沢雪渓にある国内最大級の氷体が、
氷河である可能性が高いと発表されてから1年半、
その後、氷体本体に達する穴を開けてポールを挿入、
GPSによる詳細な観測で、氷体の動きを確認したのだという。
国内唯一の認定機関である日本雪氷学会による「氷河」の定義は、
「重力によって長期間にわたり連続して流動する雪氷体(雪と氷の大きな塊)」であり、
今回の観測により、その事実が確認できたということらしい。
立山連峰:日本初の「氷河」、学会が認定 (毎日新聞)
日本雪氷学会(東京都)は、立山カルデラ砂防博物館(富山県立山町)が北アルプスの立山連峰で見つけた氷体を日本初の「氷河」と確定した。氷河はこれまで、ロシア・カムチャツカ半島以南の東アジアには現存しないとされていた。同学会の藤井理行(よしゆき)前会長(65)は「日本のように温暖なところで氷河の存在を確認するのは、大きな発見」と評価している。成果は5月発行の学会誌「雪氷」に掲載される。
あ、あれ? 小窓雪渓と三ノ窓雪渓も一緒に認定されたのでしょうか?
そうだろうと勝手に思っていますが、
ニュース本文を読んでもよくわかりませんねぇ。
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